個人事業主は会社設立するべきですか?会社設立するメリット

あなたは個人事業を営んでいて、会社設立を検討しているかもしれません。
もしくはずっと、個人事業のままでいることを考えているのではないでしょうか。
会社設立にはたくさんのメリットがあります。
正しいタイミングで成れば、たくさんのメリットを受けとることができるのです。
今回は、会社設立のメリットについてご紹介します。
1,信用につながる
会社設立する最も大きなメリットは、信用度が大きくなるということです。
例えば、あなたが誰かと一緒にビジネスをする場合に個人事業を営んでいる方と、会社の代表取締役の方では、どちらと一緒にビジネスをしたいでしょうか?
取引先にしたいのはどちらでしょうか?
会社を経営するためには、それなりの責任や覚悟が必要です。
つまり、会社の経営者はそれだけで責任と覚悟がある人だと見られるということです。
会社設立をすれば、それだけ信用度が増し、ビジネスチャンスや事業拡大に繋がります。
2,資金調達の幅が広がる
2つ目のメリットは資金調達の幅が広がるということです。
1つ目のメリットにも通じることですが、会社を経営するとことで、信用度が増します。
それは金融機関の方も同様です。
個人事業の方が融資をする場合は、第三者の保証人を請求されます。
その方を探して説得するだけでも時間がかかり、資金繰りに時間をとられて、自分の事業に集中できないことがあります。
また、法人になれば、助成金などの制度や、少人数私募債を使った融資などの資金調達の幅が広がります。
資金が多くなればそれだけたくさんの事業展開ができます。
3,税金の節税になる
最後のメリットは会社の節税効果があるということです。
経費がたくさん計上できる!
法人になれば、それだけ認められる経費も増えます。
法人用に車を買えば、それだけ会社の経費になります。
個人の場合は、私用で使う場合も考えられますので、その分を按分しなければなりません。
所得税より法人税の方が安い!
また、所得税と法人税の最高税率も、法人税の方がかなり低いです。
所得税は所得金額に応じて段階的に税率が上がる「累進課税制度」です。
所得税の最高税率は1,800万円超で40%です。
法人税の最高税率はおよそ25%ですので、およそ15%の税率の開きがあります。
所得をたくさん稼ぐ方にとっては法人の方が税金はお得です。
このように法人の方が、経費をたくさん計上でき、なおかつ税率も低いので、節税効果があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は会社設立を検討されている個人事業主の方向けに、会社設立のメリットについてご紹介しました。
法人になれば、信用度、融資、節税の面で有利だということが分かって頂けたのではないでしょうか。
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