会社設立:自己資本比率の目安!倒産しづらいかどうかを示す自己資本比率

自己資本比率を見て、経営状況を判断している方も多いと思います。
では、自己資本比率がどれくらいだと優良な企業だと言うことができるのでしょうか?
今回は、企業の経営状況の目安を自己資本比率という値から考えていきたいと思います。
自己資本比率とは?
自己資本比率=(総資産 - 負債)÷ 総資産
上のような計算式です。
負債や借金が少ないほど、自己資本比率は高くなります。
自己資本比率が高ければ高いほど、倒産しづらいのです。
大企業の自己資本比率の目安
自己資本比率が高い大企業は経営が安定している傾向にあります。
一般的に、自己資本比率を30%を超えれば、めったなことで倒産しないと言われます。
自己資本比率を50%を超えれば、優良企業と呼ばれます。
しかし、これはあくまで大企業の話です。
中小企業の場合
中小企業の場合は、自己資本比率が高いからといって、経営が安定しているとは限りません。
信頼なくて金融機関から借りることができないだけかも
信頼がなくて金融機関などから借りることが出来ないため、必然的に自己資本比率が高くなっている中小企業も数多く存在します。
自己資本比率だけで経営状況を判断するのは危険
たとえば、資本金1円で作った会社の創業時の自己資本比率は100%です。
しかし、資本金1円の会社の経営が安定しているとはとても思えません。
このように、中小企業の経営状況を自己資本比率だけで判断するのはとても危険なのです。
まとめ
今回は、自己資本比率の目安について話していきました。
大企業の場合、自己資本比率30%がひとつの目安のようです。
しかし、中小企業の場合、自己資本比率で経営状況を判断するのはいささか危険といえます。
自己資本比率も含めて、様々な情報から経営状況を判断するべきでしょう。
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