会社設立 | 実はとても難しいファンド会社の設立方法
ファンド会社とは、他人のお金を運用し、その一部を手数料として頂く会社のことです。
お客様のお金を運用するので、税制などのお金に関する法律に強く縛られています。
今回ファンド会社の設立を考えていきます。
そもそもファンド会社とは?
そもそもファンド会社とは何なのでしょうか?
ファンド会社とは、他人のお金を預って資産運用し、その増えた分の一部を、手数料としてもらう会社のことです。
営利目的と言う面では通常の株式会社と同じですが、扱う商品が金融商品ですので、通常の会社とは異なり、特殊な規制があります。
第2種金融商品取引業
ファンド会社を設立するためには、原則として、第2種金融商品取引業に登録しなくてはいけません。
しかし、第2種金融商品取引業に登録するには非常に複雑な手続きを要し、専門家に委託したとしても、半年から1年ほど時間がかかってしまいます。
特例的に適格機関投資家等特例業務を使えば、第2種金融商品取引業に登録しなくても、ファンド会社を設立することができます。
適格機関投資家等特例業務とは?
適格機関投資家等特例業務の場合は、複雑な手続きを経らなくても、ファンド会社を設立することができます。
ただし、適格機関投資家に1口以上出資してもらうこと、そして、一般投資家は49名までという制限がついています。
ファンド会社のデメリット:非常に専門的な知識が必要
最後にファンド会社のデメリットですが、ファンド会社運営には非常に専門的な知識が必要です。
資産運用の知識だけでは、とてもではありませんが、ファンド会社を運営することはできないでしょう。
様々な専門家の手を借りる必要があり、その分お金がかかってしまいます。
まとめ
今回はファンド会社の設立方法についてお話していきました。
ファンド会社は、資産運用の知識だけで運営できるものではありません。
潤沢な資金が必要となっていますので、確実に成功するという確信が持てたときのみ、ファンド会社を設立することをオススメします。
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