会社設立:法人成りするメリット:売上が上がってきた個人事業主様へ
ある程度、売上が上げている個人事業主様で、法人成りを検討している方も多いと思います。
今回は、法人成りするメリットやデメリットを上げていこうと思います。
メリット1:社会的な信頼性
それでも法人を作るのはなんといっても社会的な信頼性があるためです。
個人事業主では契約できないと言う事も少なくないです。
メリット2:節税効果
節税効果というメリットがあります。
個人事業主のままですと、所得税を払うことになります。
年収によって所得税率は変わりますが、年収が大きい場合、所得税率は40%もかかります。
それに対して、法人税率は32.11%です。
ある程度、年収が大きくなった場合は、法人成りした方が節税効果が高いと言うことができるでしょう。
デメリット1:自分で決算するのは難しい
個人事業主時代と違って、法人の決算は遥かに難易度が高いです。
難易度が高いため、必然的にミスする可能性も高くなってしまいます。
ですので、会社設立後の決算は税理士に任せたほうが得策です。
税理士の顧問費用は結構高いので、注意が必要です。
デメリット2:個人の感覚で法人の財布を使うことができない
法人はその名の通り法的人格を与えられています、
法人を個人の所有物と勘違いして使用していた人が摘発されるということがたまに報道されます。
法人の財布と個人の財布が別物であることを認識していないために起こってしまうのです。
このようなことが起こらないために注意しなくていけません。
まとめ
法人成りするメリットとして、社会的信用や節税効果が上げられます。
一般的に、年収が1000万円を超えた個人事業主は法人成りする傾向にありますので、ひとつの目安とすればよいでしょう。
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