資本とは?あなたはこの質問に答えられますか?

資本とは?と聞かれ、あなたは正確に答えることが出来ますか?
なかなか、答えられない人が多いのではないでしょうか。
今回は、主に会社の資本について詳しく解説していきたいと思います!
そもそも資本とは?
よく体が資本と言われることがありますが、会社の資本とは何でしょうか?
会社で言うと、資本金という言葉で資本は表現されます。
この両者で、共通しているのは稼ぐのに必要になるものです
体が資本と言うのは、肉体労働では体が健康でなければ働けません。
資本という言葉は、会社でなくても稼ぐのに欠かせないものと言うことになります!
やはり今は情報時代!
資本が重要であることは、あらゆる規模の企業でも同じで、下記がなければ生存できません
- 資金として資本金を得る必要があります
- 製造業の場合では工場など固定資産も生産に必要でしょう
- 会社にはいろいろな業務がありますので人を雇う必要があります
- どこに何を販売すると儲かるのかという情報も重要となります
よく会社で重要な物として人、物、金といいますが、現在ではそれに加えて情報もあり、「人、物、金、情報」といわれます。
まずは、何かを始めるためにお金が無ければ、人も物も情報も得ることが出来ません。
この始めるために、必要なお金を資本金といいます。
会計から見る資本とは
資本は、創業者が自身の預貯金を投下したり、出資者を募って出資してもらうことが必要です。
この元手を使って、商品の調達や人を雇うことが可能となります。
会計的な話をすると、資本は貸借対照表(B/S)の右側で、負債の部の下の純資産の部の下に記載されます。
資本金は株を登記した定款の範囲内であれば、株を追加発行して増やすことも出来ます。
また、このあたりが簿記のややこしいところですが、貸借対照表の右側は資産の部です。
貸借対照表の左側「負債の部」下が純資産の部です。
式で書くと
純資産(株主価値) = 資産の部 ― 負債の部
となり、その会社の企業価値を表しています。
上場企業でしたら、この純資産にあたる株式が売買されていますので、株価と企業価値は表裏一体の関係にあるといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまできたら、資本とは?という質問に答えられるでしょうか。
資本とは、「仕事をする上で、必要な要素。また、何かを始めるために必要なお金」と答えれば、正解でしょう!
これから、起業を考えている方などは、資本の重要さを覚えておいてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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