会社設立 | 出資会社とは?子会社や関連会社などについて
出資とは、簡単にいえば「お金で株を買うこと」です。
会社として出資を行った会社を出資会社と呼びます。
出資会社のひとつとして、子会社や関連会社が挙げられます。
今回は出資会社についてお話しします。
出資とは何ですか?
出資とは簡単に言うと、株を買うことで、会社にお金を援助することです。
株式会社は株を発行し、それを株主に買ってもらい、資金を得て、その資金をもとに事業を始めます。
出資 = お金で株を買うこと
出資をすることで得られる2つの権利
出資をして株を持つと株主は2つの権利を得ます。
1つは議決権です。
2つ目は会社が利益を出した場合に配当をもらう権利です。
子会社=発行済みの株式を過半数保有している会社
続いては出資会社のひとつである「子会社」についてご紹介します。
子会社とは、親会社に支配されている会社のことをいいます。
支配されているということは、発行済みの株式を過半数超保有している状態を言います。
会社の意思決定は株式の保有数で決まります。簡単に言うと多数決での決定です。
そのため、過半数超の株を保有していると会社の意思決定をコントロールできる立場にいますので、会社を支配したということになるのです。
関連会社=20%の議決権を持っている会社
最後に関連会社についてご紹介します。
関連会社は親会社や子会社が、20%の議決権を保有している会社のことを言います。
または、人事、出資などの関係を通じて、財務や事業の方針の決定に影響を与えることができる会社のことを言います。
ポイントは、完全に支配をしているのではなく、影響を与える程度に留まっていることです。
20%以上の議決権を持っていれば、意思決定に有利に働かせることはできますが、完全に支配をすることはできません。
まとめ
今回は、出資会社について説明しました。
出資会社とは、出資を行った会社のことで、代表的なものとして子会社や関連会社があげられます。
子会社や関連会社を設立したいときは是非参考にしてください。
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