会社設立 | 節税できます!資産管理会社の設立で受けられる恩恵!

あなたは将来事業承継を検討していませんか?
今回ご紹介するのは、「資産管理会社」についてです。事業承継は早ければ、早いほど対策が打て、無駄なお金を払わなくて済みます。それでは見ていきましょう。
資産管理会社とは何か
それではさっそく資産管理会社についてご紹介します。最初にそもそも資産管理会社とは何なのか、その概要についてご紹介します。資産管理会社は主に「株」や「不動産」などの資産をたくさん持っている資産家の方が活用する会社のことです。たとえば不動産をたくさん持っていて、不動産収入がたくさんある場合に、資産管理会社を設立して、法人が一括で管理をします。そうすることで、税負担が少ない親族の方に運用を任せることで、個人の所得を軽減することができます。
資産管理会社のメリットは節税
資産管理会社のメリットについてご紹介します。資産管理会社は節税のメリットがあります。また資産管理会社は事業承継でも役に立ちます。それはオーナーの会社の株を資産管理会社に譲渡する方法です。
後継者の持っている資産管理会社に不動産の収益物件を売り、そこから生まれたキャッシュにより、株を購入します。これによって、オーナーから後継者への事業承継が可能になります。さらに株を現金化することができます。相続では株も相続税の対象になります。この相続財産の株を移動できるためオーナーの相続財産を減らすことができ、相続税の節税にもなります。
資産管理会社のデメリット
資産管理会社のデメリットについてご紹介します。まずは設立コストがかかります。設立には専門家に依頼することが多いので、その専門家の提案料や実際の会社の設立費用等がかかります。資産管理会社のメリットが本当に享受できるかどうかを考える必要があるでしょう。さらに会社を設立すると赤字でも「均等割り」という都道府県と市町村の地方税を支払わなければなりません。また事業会社の株に比べて換金性が低いのもデメリットのひとつですので注意をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は事業承継を考えている方に役立つ資産管理会社についてご紹介しました。資産管理会社のスキームは複雑であり、専門的な知識も必要です。全てを知る必要はありませんが、大まかに知っておくだけで有利になることもありますので、頭に入れておきましょう。
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