会社設立:経営とは?経営者に求められること!

経営とはどのようなものでしょうか?
英語のビジネスなのかマネジメントのどちらでしょうか?
ここでは経営とは何かということについて説明します。
経営とは
経営者は運営の経営をしています。
会社における経営者の責任と考えると合点が行くと思います。
つまり、企業がゴーイングコンサーン(継続企業)であるために求められる全ての責任です。
その為に必要な設備、人材、資金、情報を確保し、会社の中で行われているビジネスをバランスよく配置して、企業価値が上げることです。
トヨタの経営例
例えば日本最大の製造業のトヨタ自動車は去年自動車業界初となる1、000万台を世界中で売りました。
正直なところ途方も無い数字で私も想像が出来ません。
しかし経営の役割はトヨタでも中小企業でも同じなのです。
一言で言ってしまうと「バランス感覚」になります。
トヨタは製造業として原価低減が利益の原動力という感じがしますが、いくら原価低減をしても売れなければまったく意味はありません。
トヨタはマーケティング力も半端ではありません。
あの2008のリーマンショックで赤字2兆円に転落したこともありますが、あれは予期せぬ市場の激震に企業バランスが適応できなかったことが根底にあります。
つまり、原価低減したところで売れなければまったく意味がないわけです。
資金に関して
起業したての中小企業にも当てはまる部分があります。
起業するには、まずは元手である開業資金が必要です。
大企業には縁がなさそうに思えますが、大企業にも各事業に対して割り当てられる資金が豊富にあるわけではありません。
大企業でも融資を利用している場合がほとんどです。
しかもイメージでは異なると思う人が多いですが、中小企業は大企業に比べて負債が少ない(自己資本比率が高い)のです。
これは借入のハードルが大企業に比べて高いためです。
中小企業は金策に苦心するともいえます。
人材に関して
次に人材です。
自分一人で起業してずっと一人でやっていくのなら社内の人材をマネジメントする必要はありませんが、規模を拡大するときや、自分では手が回らなくなった時には人材を採用する必要があります。
このときには経営者としてどのような人材をいくらで雇うかと言うバランスと人材を見抜く目が必要です。
経営とは、どのようなビジネスをするのか、それには人、物、金、情報をどのように調達するのか、またどのような市場にアプローチ(マーケティング)して売上げを確保するのか。
そのほかにも、遵守すべき法令、決算を行う税務署、ステークホルダである出資者(株主)、仕入先、得意先、を含め、常にバランス感覚を持つ必要があります。
まとめ
今回は経営について説明しました。
経営とは事業を継続的・計画的に管理・遂行していくことをいい、総合的なマネジメント力が求められます。
経営をしていこうと考えている人は様々なことに目を向け勉強していくことが大切です。
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