会社設立 | 会社登記時の本店所在地とは?本店を決める際の注意点
自分の事業所の本店と登記上の本店所在地が一致しなくてもかまわないというのはご存じですか?
今回は、会社登記時に決めなくてはいけない本店所在地について考えていきます。
会社設立の流れ
最初に会社設立の流れをおさらいします。
会社の設立は、まず、定款を作成します。
これは会社の本店所在地や事業の目的などを決めます。
続いて、その定款を公証人役場に置いて認証をします。
そのあとようやく、法務局に行き、会社の登記を行います。
最後に税務署や労働基準監督署などに届け出を出すことで、会社を設立することができます。
本店所在地と本店は一致しなくても構わない
本店所在地とは会社の登記上の本拠です。
したがって、必ずしも、自分の事業所の本店と本店所在地が一致しなければならないということはありません。
実際に自分の自宅を本店所在地にしている会社もあります。
自宅を本店所在地にするときは、不動産契約を確認すべき
自分の自宅を本店所在地にする場合、不動産使用目的が「事業用」でも可能かどうかを確認する必要があります。
おそらくあなたが住んでいる場合は使用目的が「住居用」になっているはずです。
その使用目的の変更が可能かどうかを大家さんや管理会社に確認してみて下さい。
もし不可能な場合は本店登記をすることができない場合もあります。
まとめ
今回は、登記上の本店所在地についてお話していきました。
会社の本店をどこにするかは迷いどころだと思いますが、事業を進めていく上の礎のひとつになると思いますので、慎重に決めていきましょう。
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