会社設立:会社の解散を検討している方必見!!解散登記申請書の書き方
あなたは会社の解散を検討されていませんか?
会社の解散は誰もが経験していることではありませんし、専門的な言葉も多く分かりづらいかと思います。
解散前に一度知っておくだけで、実際に会社を解散させるときに安心するものです。
そこで今回は会社の解散登記申請書についてにご紹介します。
解散の流れ
それではさっそく会社の解散登記申請書についてご紹介します。
まずは全体的な解散の流れについてご紹介です。
会社を解散する際に一番にすることは「株主総会」を開きます。
そこで「解散する旨」と「清算人」を選任しなければなりません。
ここからは「清算」に移ります。
法的にも経済的にも整理をすることを「清算」といいます。
解散したことと清算人を「登記」します。
解散日から2カ月以内に解散の確定申告書を作成します。
その後は、財産を整理して、清算の事業年度終了の2カ月以内に清算の確定申告をして終了します。
この後は残余財産の分配に移っていきます。
解散登記申請書とは?
さきほどご紹介したように解散後も清算や残余財産の分配などの手続きが続いていき、解散はほんの序の口だということが分かって頂けたかと思います。
続いて解散登記申請書についてご紹介します。
解散登記申請書とは、その名の通り、解散を登記する際に必要な申請書です。
解散の登記に必要な書類には
①定款
②株主総会の議事録
③清算人の就任承諾書
④印鑑届出書
⑤清算人の印鑑証明書
⑥登記申請書
が必要になります。
ここで定款を紛失してしまっている場合は作りなおさないといけませんので注意しましょう。
解散登記申請書の書き方
最後に解散の登記申請書の書き方についてご紹介します。
解散の登記申請書は、各内容は決まっていますが、正式な用紙はありませんので自分で作る必要があります。
ワードなども作成することができます。
解散の登記申請書には
①会社名
②本店所在地
③登記の事由
④登記事項
⑤登録免許税の金額
⑥添付書類
⑦申請書
を書く必要があります。
①、②はそのまま書いてもらって大丈夫です。
③には「解散」と「平成○年○月○日清算人選任」と書きます。
④には「平成○年○月○日株主総会の決議により解散」と書き、清算人の名前と住所と書きます。
⑤には解散の登記には清算人の就任に合わせて「39,000円」かかりますので、その金額を書きます。
⑥にはさきほどの添付書類を書きます。
⑦には自分の会社の名前と住所を書きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は解散登記申請書の書き方について、解散の流れと解散登記申請書の概要と解散登記申請書の書き方についてご紹介しました。
解散登記申請書はインターネットでひな型もありますので、探してみてください。
具体的なイメージを持っていただいたのち専門家に相談するとよりスムーズに進むと思います。
登記申請の手続きは司法書士です。弊社でも提携している司法書士をご紹介できますので無料相談までお問い合わせください。
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