会社設立 | 株式会社に出資するときは、これだけには注意しよう!
株式会社を設立し、売上を計上するためには、元手となるお金、資本金が必要です。
会社にお金を投資することを出資と呼びます。
今回は、設立したての株式会社に出資するときの注意点について解説します。
資本金は1円でも問題ない??
株式会社の出資の金額の最低金額は、1000万円でも100万円でもなく、なんと1円です。
株式会社を設立しようと思ったら、設立費用がおよそ20万円~30万円かかります。
そのため、25万円程度用意すれば、あなたも簡単に株式会社を設立することが可能ということです。
出資の注意点①事業を継続できるくらいの金額は出資しよう!
しかし資本金に関して注意点がございます。
それは事業を継続できるだけの出資をしているかどうかということです。
例えばあなたが最低金額の1円だけ出資をしたとします。
それでは商品を仕入れることも、水道光熱費や家賃や、通信費を支払うことができません。
これでは事業をすることができません。
会社の設立時は融資をするのも、信用があまりないので難しいです。
最低限事業が継続できるだけの出資をすることをお勧めします。
出資の注意点②議決権
株式会社は株の保有数によって意思決定に左右されます。
つまり、発行されている株式の過半数を保有していると、その会社を実質的に支配できることになります。
株式会社を設立する際には最初に出資した金額が過半数を超している場合は、会社はその人のものだと言ってもいい状態です。
これは誰が代表取締役でも関係ありません。
複数人で出資をする場合は注意が必要ということです。
まとめ
今回は、株式会社の出資について考えていきました。
株式会社に出資する際に注意しておくべき点は、
- 運転資金が確保されているか?
- 自分に議決権はあるか?
です。
この2点に注意した上で、実際に出資を行っていきましょう!
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