会社設立:投資家、起業家なら知っておきたい!出資の履行について
あなたは会社の設立を検討されていませんか?
もしそうであれば、今回の記事は意味があるかもしれません。
会社設立には出資が必要です。
あなたはその出資について詳しく知っていますか?
今回は、この出資の履行について詳しくご紹介します。
出資の意味
それではさっそく出資についてご紹介します。
ところであなたは出資の意味についてきちんと理解していますか?
この意味が理解できていなければ、出資の金額を間違えてしまうでしょう。
出資は、事業を行っていくための運転資金です。
最初に出資した金額で事業をスタートさせます。
あなたの事業でどれくらいの資金が必要なのか考えてから出資をしましょう。
また出資は、取引先や金融機関の信用の担保にもなります。
出資が多い方が当然信用の度合も大きいです。
以上のことを踏まえて出資の金額を検討しましょう。
出資の手順
続いて、出資の手順についてご紹介します。
まず会社の設立において、定款を作成します。
定款の作成が終わったら「発起人」は出資の払い込みをします。
その際に出資の「発起人決定書」を作成します。
これは3つのことを書きます。
①発起人が割当てを受ける設立時発行株式数
②設立時発行株式数と引き換えに払い込む金額
③設立後の株式会社の資本金及び資本準備金の金額。
この3つを書面にまとめます。
ただしすでに定款にこの3つについて書かれていれば、作成する必要はありません。
これが終わりましたら、個人口座を新規で開設して払い込みを行います。
その後払込の証明として通帳のコピーをとります。
出資時の注意点
最後に出資の際の注意事項についてご紹介します。
最初に出資金額が少なすぎたら事業の継続が難しくなります。
そのため金融機関などから資金調達をしなければならなくなります。
そうすると、設立時から資金繰りについて頭を悩ませることになるのです。
事業に集中することが難しくなる恐れがあります。
また、第三者からの出資を受ける場合は、株式の保有割合に気をつけて下さい。
会社は、社長のものではなく、株主のものです。
会社の運営を決めるのは株の保有割合で、多数決で決めます。
第三者の出資者の株の保有割合が過半数を超えた場合は、会社はその人の思い通りになってしまいますので注意をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は会社設立時の出資についてその意味や手順、注意点についてご紹介しました。
出資の履行についての理解が深まったのではないでしょうか?
これらのことを踏まえて一度じっくり出資について検討してみてはいかがでしょうか?
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