会社設立 融資 | 日本政策金融公庫の金利

事業経営者にとって金融機関との付き合いは宿命のようなものです。
少しでも良い条件でお金を借りて、上手に資金繰りをしていくことを目指しましょう。
金利負担を少しでも小さくしたい経営者の方にとって、日本政策金融公庫の融資は選択肢に入れてみる価値があります。
国の中小企業政策に沿って融資を行っている日本政策金融公庫では一般の金融機関よりも低金利でお金を借りることができるのです。
日本政策金融公庫の金利はどのぐらい?
2016年8月現在、日本政策金融公庫の基準金利は5年以内の返済期間だと1.25〜1.85%となっています(保証人などの担保を提供できる場合の固定金利)
一般的な金融機関(たとえば三菱東京UFJ銀行)の事業者向けローンだと年利2.35%〜となっているため、かなり優遇された金利ということができますね。
また、一般的な金融機関の場合は返済実績のない人がお金を借りることは非常に難しいと言われていますが、日本政策金融公庫では事業開始間もない人でも利用出来る「新創業融資」があります。
こちらの場合金利は2.35%〜とやや高くなりますが、信用力の低い新規開業者であっても一般的な金融機関とほぼ同じ条件で融資を受けることが可能になります(自己資金要件も融資希望額の10分の1〜とかなり緩和されます)
「特利」を適用してもらうための条件は?
上記は日本政策金融公庫の「基準利率」ですが、一定の条件を満たす事業者の場合はさらに有利な「特利(特別利率)」を適用してもらうことが可能になります。
特利を適用してもらうためには女性や、一定の年齢以下の男性が新規に事業を開始してもらう場合や、経営革新等支援機関から認定を受けるなどの条件を満たす必要があります。
経営革新等支援機関の承認を受けるのには「難しい」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、しっかりとした事業計画書(経営革新計画)を都道府県の産業労働局などに提出することができればそれほど高いハードルではありません。
特利での融資を希望する方はチャレンジしてみる価値は十分にありますよ。
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