会社設立 融資 | 日本政策金融公庫:融資までの期間と流れ
面談までの流れ
日本政策金融公庫の融資が下りるまでの期間は申込書を窓口に提出して1週間以内くらいに面談の通知が郵送で来ます。
通知が来てから1週間程で面談日の連絡が来ます。
都合が悪ければ変更も可能です。
面談は担当者によるとは思いますが、公庫に行かなくてもこちらに出向いて来ます。
融資を受ける人が、どんな人で、どのような所に住んで、部屋は整理されているか、本当に事業所は存在するのかを確認する為です。
面談時に書類の不備・不足があれば追加の提出などが必要になります。
その分審査の日程は遅れます。
また、担当者によっても差があります。
事務所の確認
面談後、事業所の確認がまず行われます。
創業で事業所がまだ決まっていなければ不動産屋さんからの物件概要書類の確認をします。
そこで、担当者は必ず
「初めてやるに当たっては大き過ぎませんか?」
と聞かれます。
担当者は、事業所の家賃が高いとつっこみを入れられます。
飲食店の場合、持ち家で家賃が発生しなくても広い店舗だと
「1人でやるには大き過ぎませんか?」
と言われる事もあります。
大きい店舗だと人を雇わなければならないからです。
やはり、貸す側からすれば出来るだけ赤字にならないよう、経費や販管費をかけないような計画で創業して欲しいのですね。
結果発表
その後早くても最低2週間、通常1ヶ月程度、非常に混みあっていればそれ以上の日数のこともあります。
結果は電話連絡がありその後2,3日で通知が来ます。
融資決定の通知受領後、必要書類をそろえて窓口に手続きに行けば2~3金融機関営業日で口座に融資金が振り込まれます。
申し込みから融資がおりるまで1カ月から2カ月程度はかかります。
商工会議所を利用しよう
初めての申し込みであればお近くの商工会議所に相談するのが一番いいと思います。
商工会議所でアドバイスをもらった事は、融資の審査でも少しはプラスになります。
事業計画書の書き方やフォーマットもくれたりします。
自己資金の2倍までなら担保、保証人なしで融資してくれる可能性があります。
そこで、融資に必要な知識は懇切丁寧に教えてくれます。
また、商工会議所は日本政策金融公庫の窓口にもなってくれます。
そのうえで、自分の力では難しいかなと感じたら、融資を得意とする税理士や行政書士にコンサルしてもらうのも一つの方法です。
無知のまま融資に臨むと必ず疑惑の目で見られてしまいますので、強引に熱意だけで押し通そうとしても無駄です。
必要な知識を得て必要な書類を揃えれば必ず融資は受けられます。
焦れば焦るほど時間がかかり融資決定も遅れますので気を付けて臨みたいですね。
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